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2014年 10月 28日
お金の話が続きますが、今回は家の維持費(税金や保険除く。維持保全費)の話です。
家を持てば家の維持費を負担する事になります。家を持つと言う事は、住居費のかなりの部分を固定費化する事でもあります。 それで家に維持費がかかる事は知っていても、今建てようとしている家の維持費が幾ら位掛かるのか、はっきり答えられる人は少ない気がします。また、先の事なので大して気にされない人も多そうですし、HMや工務店も積極的に説明しているとは思えません。しかし、建築費用が1500万円で30年間の維持費が1500万円掛かる家もあれば、建築費用が2000万円掛かるものの維持費が1000万円の家もあると思います。総額を合わせただけの適当な例えですが、見積の額面にしか目が向かないと、後々後悔する事は十分有ると思います。 家の維持費については、ネットで調べればいろいろ見つかりますが、その中で下の図(愛知県の「長期優良住宅維持保全マニュアル」12Pより)の様なものがイメージしやすいと思います。 このプログラムに書かれている金額を、安い方で積算すると581万円、高い方だと845万円で足場分も入れると1000万円を超える事もありそうです。家が小さかったり建築費用が安ければ、家の維持費も安い筈だと思われるかもしれませんが、ここには給排水や設備類の維持費は含まれておらす、これで全てではありません。 この設備類の寿命は、良くもって20年といった所で、30年も住めば1回以上は『更新』されるものです。長期優良住宅では設備更新の容易性が求められていて、更新の際の余計な費用が掛からない様にはなっていますが、設備自体の更新費が安くなる訳ではありません。 住宅に設置する設備の費用は、最近の省エネ志向や快適志向もあって増えがちだと思います。換気系のシステムの様な例外もありますが、設置した際に掛かった費用は、更新の際にも掛かる事になります。創エネや省エネ設備でペイ出来ると言う物でも、更新費まで浮かせられるものはそう無いと思います。 設備の維持で厄介なのは、突然壊れる事もあれば、何時壊れるかを正確に予測するのが難しい事です。壊れた場合、生活に支障が出るものも多く、使えないままにしておく訳にもいきません。 それで、僕が家を持つ事に関して最大の懸案は、20年先の家計がどうなるのかと言う事でした。この時期は、子供関連の支出がピークになる一方で、収入は減ると見込まれる為、収支予想がマイナスになるからです。当初家を持つ事に後ろ向きだったのはこの事が大きかったのですが、家を建てる事にしたからには何とか遣り繰りしなければなりません。 設備類について考えたのは、必要な物+αに止める他、高額な設備は原則入れない事です。いろいろ考えた末、実際は次の表の様になりました。 ユニットバスは、工事費だけで50万円位はしそうで、この金額で収まるのか自信がありませんが、急に更新しなければならない状況は無い様に思うので、慌てる事は無いと思います。 内容の是非は別にして、この内容で30年300万円です。建物の維持費と合わせれば、家の維持費が1000万円掛かると言うのは極普通で、1500万円掛かる家も普通にある様に思います。 長くなるので次回に続きます。
by ginger_house
| 2014-10-28 11:17
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